美しいものだけは決して見逃さない人間になりたい・・・という夢を求め、版画と闘い続けた画家の「仕事と作品」を皆様に、ご覧いただけることとなりました。散策の途中に、ごゆっくりとご覧ください。
運河から港へ通じる水路のひとつ。たもとにデリックブームがついた建物があり、そのメカニックなかたちが運河の水面に写って絵になる風景でした。
港に通じる水路に架かるトラス状の橋です。荷物を積んだ艀(はしけ)が、ちょうど今運河に入ってくるところだ。この橋は現在も同じような形で残っています。
運河の北、手宮側から見た運河。北海製罐などの工場が並んでいるあたり。遠くには小樽の山並みが見える。
中央橋から手宮方面を望む。いつも古いはしけが並んでいたものです。石造りの倉庫群が並ぶ風景です。
港の貨物船のそばでは小さいけれど運河の中では堂々と見える。そうです、ここでは主役なんです!昭和30年頃までは、ポンポンポン…と煙を上げる焼玉エンジンの船「通称ポンポン船」が、艀(はしけ)の曳船として主役でした。威勢のいいその音は、懐かしく耳に残っているのですが、クレーンやコンテナによる荷役作業が多くなり次第に姿を消していったのです…
ヨーロッパへ取材旅行したとき見つけた教会。雪景色はお手のものだ…F4号の小さなキャンバスなので、じっくり仕上げているが、ついつい余計なものまでを描いてしまうようだ。
お気に入りのあじさいをアレンジして描いている。手ごろな大きさのキャンバスなので、花瓶やテーブル周りも書き込んで仕上げている。サインも赤で入れるとサロンっぽくなる…
黄色いバラを描いている。縁起がいいという俗説があるが、俗っぽくならぬように花瓶にも工夫を凝らしている。
彩りよくバラを生けて描いている。絵の具もしっかり盛って描いている。リッチな雰囲気が出ている。
きれいなブルーのあじさいを、シンプルな花瓶に生けて描いている
小樽港の日常の風景ですが、働く船々が集まって停泊している色内埠頭。赤いマストが印象的なタグボートを中心にスケッチしています。四六4切(545×394ミリ)と意外に大きな画用紙に目いっぱいの大きさでさらっと描いています。色も現場でつけているようです。これもある意味、手の練習ということでしょう。
四六4切(545×394ミリ)の画用紙にサクッとすばやく描いています、色も現場で手早くつけています。こういうスケッチは毎日書き続けないと、手が忘れてしまうんだよーと、画家は皆言います。